怪しい親爺輪っぱの会 別館 一人歩き編です。
(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)
撮影日 2009年12月12日 土曜日 | |||||||||||
近江と呼ばれる琵琶湖は、古くから
奈良・京都と密接な関係で 大陸から若狭に上がり山一つ越えて 湖北から船を出せば 湖南までは一直線の歴史的、物資的の回廊であった。 大浦は塩津とおなじく北陸と近畿を結ぶ琵琶湖水運の 拠点であると同時に、 水運の主役を務めた丸子船の造船基地でもあった。 長さは17m、二つ割りにした丸太を胴の両側につけた 独特の船である。 帆いっぱいに太い丸の輪が描かれ、 最盛期の江戸時代にはこのような帆をあげた船が 1400隻以上も湖上を往来していたという。 若狭ほか越の諸国から 米、ニシン・海藻などの魚介類、紅花などが、 また京、大阪からは陶器、漆器、反物・着物などが運ばれた。 近江商人の活躍する場所でもあったのではないか。 船底には二百俵の米を積んだという。 (※=マウスポインターを画像上に置いて下さい) いつまで知った景色があるのやら。。
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